梅と鶯

長野市千歳町

店の看板などは無い。暖簾をくぐると四季折々の花が咲き、玄関までの石畳がいい感じだ。引き戸を開けると着物姿の若女将がにこやかに迎えてくれる。通された部屋には12席のカウンターが(他に10席程の部屋がある)、こだわりのある素晴らしい空間である。カウンターは絶対に満席にしない。お隣のお客様とはかならず2席ほど空ける。コース料理もあるが、旬の一品一品のアラカルトも充実、板長の気合を感じる。お客様一人一人に気配りがあり、全てにハイセンスであり、心憎いばかりのおもてなしが待っている。
最初に女将にお酌をされた時、手が震えた。

そう、私はうぶなのだ。


女将である





平成最後の初春に


お気に入りの「鍋島」を飲み比べ


虎フグの白子焼でございます
世の中にこんなに旨いもんがあったんだ
「鍋島」がすすんじゃいました


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